現代日本を舞台に繰り広げられる異色の忍者漫画「アンダーニンジャ」。花沢健吾先生による独創的なストーリーテリングが生み出すキャラクターたちは、時に哲学的で、時にコミカル、そして時に心を揺さぶる数々の名言を残しています。
雲隠九郎の「働くなら死にたい」という現代社会への皮肉、猿田の狂気に満ちた殺戮への渇望、アレクセイの忍者への憧憬など、それぞれのキャラクターが持つ独特の価値観が言葉となって表現されています。
本記事では、そんなアンダーニンジャの中から、管理人が厳選した名言30選をランキング形式で紹介します。
- 30位 忍者はそこかしこに! 物語の幕を開ける小津の軽妙な名言
- 29位 任務前の笑撃! テオの毒舌が光る名セリフ
- 28位 忍者の説得術!? スケボーとブラジャーを巡る九郎の怪しい哲学
- 27位 九郎のニート魂炸裂! ボディーガードは500円!
- 26位 屈辱を煽る冷酷なる一撃! 佐々魔が放つダークな名セリフ
- 25位 家族への愛と絶望の叫び! 純粋愛の心を揺さぶる名セリフ
- 24位 殺戮鬼・猿田の意外な慈悲! 狂気の中に残る人の心
- 23位 ラップ忍者ここに見参! 日比奇跡の自信溢れる名言
- 22位 うろ覚えでも熱い! クラーク博士も感涙?野口の名言
- 21位 血に染まる野心! 忍の歴史に刻む猿田の狂気
- 20位 恐怖の笑顔で始まるデスゲーム! 高千穂お姉さんが放つ戦慄の名セリフ
- 19位 命がけのロッククライミング!? 瑛太の爆笑迷言!
- 18位 戦場でラジオ体操! 九郎の爆笑ツッコミ
- 17位 ラップ忍者に辛辣な評価! 吉田の静かな名言
- 16位 夜道で弾む鈴木の心! 吉田への全力ダメ出し宣言!
- 15位 ヤンキー軍団にツッコミ炸裂! コイツら使えない三猿だ!
- 14位 真夏の夜の怪談! 大野と空飛ぶブラジャー
- 13位 狂気の極地! 墓地に響く猿田の叫び!
- 12位 川戸愛の泥酔トーク! これがリアルな酔っぱらいだ!
- 11位 過去の因縁に用はない! 鬼首の冷血な名セリフ
- 10位 心奪われる神秘! アレクセイの忍者哲学
- 9位 殺戮の戦場に響く鎮魂! 紫音の静かなる誓い!
- 8位 野口の戸惑い爆発! 夜の訪問者に叫ぶ名言
- 7位 山田美月のぶりっ子炸裂! 乙女の胸はプライスレス!
- 6位 UNの殺意が響く! 忍者社会を震撼させる名言
- 5位 働くなら死にたい! 九郎のニート魂ここにあり!
- 4位 教室を凍らせる狂気! 猿田先生の名演技!
- 3位 風呂と苺牛乳と忍者編集者。吉田昭和の哀しき癒し時間
- 2位 電撃の自己紹介! 日比奇跡のド派手な名言!
- 1位 終わらない戦いの果てに。山田美月が見た「強さ」の真実
30位 忍者はそこかしこに! 物語の幕を開ける小津の軽妙な名言
石を投げれば忍者に当たる (小津)
アレクセイは日本の忍者組織へ潜入すべく、練魔区役所を訪れる。
「忍者はどこだ?」と聞くアレクセイに、窓口の小津は「後ろにいる」と返答。 しかし、アレクセイが振り返ると、いるのは順番待ちをする人々だけだった。
騒ぎ出したアレクセイに、小津は日本のことわざ「石を投げれば忍者に当たる」を告げる。
29位 任務前の笑撃! テオの毒舌が光る名セリフ
おいおい、女じゃねーのかよ (テオ)
講談高校での任務のため、雲隠九郎は加藤から追加の武器を支給される。
武器として九郎が選んだのは、高性能AI搭載のイタリア製バイク「テオ」。 加藤はテオに「相棒ができた」と告げるが、テオは露骨に不満をあらわにする。
28位 忍者の説得術!? スケボーとブラジャーを巡る九郎の怪しい哲学
今を楽しむスケボーを取るか
自分への投資になるブラジャーを取るか
明日はどっちだ? (雲隠九郎)
練魔区の路地裏、ゴミ捨て場のそばで、二人の男子小学生が目を輝かせていた。 そこに転がっていたのは、ちょっとボロいけどまだ使えそうなスケボーだ。
そこへ、不意に声が飛ぶ。「それ俺の」
驚いて振り向くと、ブロック塀の透かしブロックの穴から、じっとこちらを見つめる男がいる。
雲隠九郎――忍者(らしい)。
小学生たちは、ゴミ箱から拾ったから自分たちのものだと譲らない。 そこで九郎は、なんとブラジャーを取り出し、交換を持ちかける。
小学生たちは目を丸くして顔を赤らめる。 「興味ねーよ!」と答える二人だが、声がちょっと上ずっていた。
九郎は「嘘をつくな」と言い放ち、さらには、もっともらしい理屈を展開する。 「いつかブラのホックを外す日のために、構造を知っておいて損はない」
小学生たちはなおも迷った。九郎の言葉は妙に説得力があるような、ないような・・・。
「今を楽しむスケボーを取るか、自分への投資になるブラジャーを取るか」
最後に九郎は、妙に格好つけた口調で問いかける。 「明日はどっちだ?」
27位 九郎のニート魂炸裂! ボディーガードは500円!
1回500円な (雲隠九郎)
いじめにより不登校となっていた瑛太が、久しぶりに学校へ行くことになった。 雲隠九郎に付き添われながら、重い足取りでボロアパートを後にする瑛太。
瑛太は不安を抑えきれず、本当に自分を守ってくれるのかと九郎に尋ねる。 すると、九郎は抑揚のない声で答える。
26位 屈辱を煽る冷酷なる一撃! 佐々魔が放つダークな名セリフ
どうだ加藤、レインボーハウンドの股の下から見た景色は? (佐々魔)
緊急招集で佐々魔と対峙した加藤は、くノ一殺害事件の取り調べを受ける。 佐々魔は、連れてきた赤ん坊がNIN最高幹部の多羅であることを明かすと、加藤に「レインボーハウンドの股をくぐれ」と忠誠を迫る。
屈辱を噛み締めながら股をくぐった加藤に、佐々魔は「どうだ、股の下から見た景色は?」と問いかける。 その声には、底知れぬものが宿っていた。
25位 家族への愛と絶望の叫び! 純粋愛の心を揺さぶる名セリフ
お父さん!! (純粋愛)
忍者たちによって戦場と化したボロアパート。
そんな中、車のエンジン音が近づき、純粋愛の義父が帰ってきた。 車から降りるなり、純粋愛を見つけて怒鳴りつける。 純粋愛は怯えて謝罪を繰り返すが、義父は「また躾ないと分かんねーか!」と苛立ちをぶつける。 アレクセイは鋭い眼差しでその光景を見つめる。
アレクセイは日比の隙を突き、義父に飛び蹴りを食らわせて車を強奪。 ハンドルを握り、日比に突っ込むも軽やかにかわされてしまう。
車を急停止させたアレクセイは義父に拳銃を向けた。
純粋愛を苦しめるこの男を許せなかったのだ。
震える銃口。
しかし、その瞬間、純粋愛の必死の叫び声が響く。
引き金にかかったアレクセイの指は止まり、彼は純粋愛の涙を見る。
アレクセイは拳銃を下ろし、義父に低く言い放つ。「生きろ」
そして彼は車を走らせ去っていく。
24位 殺戮鬼・猿田の意外な慈悲! 狂気の中に残る人の心
いい、お前は生かしてやる (猿田)
教室を地獄に変えた猿田は、窓から男子トイレへ飛び込み、見ていた男子生徒に刀を向けようとする。 しかし、個室の隅にある弁当を見つけると、猿田は刀を収め、男子生徒の肩を軽く叩く。
「いい、お前は生かしてやる」
そして、意外なほど優しい声で「もう、便所で飯食う必要はなくなるぞ」と告げ、立ち去っていく。
23位 ラップ忍者ここに見参! 日比奇跡の自信溢れる名言
真打ち登場、拍手はねーのか? (日比奇跡)
ボロアパートで激しい戦いを繰り広げる鈴木とアレクセイ。
一進一退の攻防は膠着状態となり、緊迫した空気が流れる。
互いが次の一手を読み合う中、突然「Yo Yo――!」というラップのリズムに乗って場違いな男が現れる。
日比奇跡。
パーカーを目深に被った男は、自信満々に言い放つ。
22位 うろ覚えでも熱い! クラーク博士も感涙?野口の名言
泣くな男子だろっ 少年よ胎児を抱けって言うだろっ! (野口)
講談高校への潜入任務のため転入試験を受ける九郎。 五色米の暗号でカンニングを試みるが、隣の席の野口に見つかってしまう。 九郎はとっさにそれを「猛毒の卵」と嘘をつくも、先生が暗号を掃き取って窮地に。
追い詰められた九郎は、お漏らしを装い、その場を切り抜けようとする。 野口はうろ覚えの名言で九郎を励まし、先生にトイレへ連れていくよう促すのだった。
21位 血に染まる野心! 忍の歴史に刻む猿田の狂気
俺は忍の歴史に残るぜ (猿田)
講談高校の校門にやって来た東は、透明化した猿田によって首を切断される。
猿田は動揺するどころか状況を楽しんでいる自分に満足し、「俺は忍びの歴史に残るぜ」と心の中でつぶやく。 そして、狂気を宿した足取りで、講談高校の校舎へと向かう。
20位 恐怖の笑顔で始まるデスゲーム! 高千穂お姉さんが放つ戦慄の名セリフ
はい、よい子のみんな静かにねぇ、今日も最後のひとりになるまで遊ぼうね! (高千穂お姉さん)
NHK(忍者放送協会)の人気番組『おっさんといっしょ』のスタジオ。
司会の高千穂お姉さんが怒鳴り声で挨拶する。 そして、詰め寄る男に「あんたを処分してくれって、お母さんに頼まれちゃったの」と告げる。
男が怒りで拳を振り上げた瞬間、どこからともなく現れた刀が男の片腕と片足を両断する。 男が激痛に悶えるなか、高千穂お姉さんは不気味な笑顔でカメラに語りかける。
19位 命がけのロッククライミング!? 瑛太の爆笑迷言!
だが、このオッパイは違う! 硬いまるで岩!
命綱無しのロッククライミングで、この岩に命を預けているような緊張感だ
ロッククライミングした事ないけど (瑛太)
楊紀伊高校の校門に到着した山田と瑛太。
異様な雰囲気に怖気づく瑛太に、山田は「お手」と声をかけ、瑛太の手を自身の胸に押し当てた。 そして悲鳴を上げながら「助けて~!」と叫び、瑛太の手を掴んだまま校舎へ駆け出す。
あまりの異常事態に瑛太はパニックに陥りながら、現実逃避めいた思考を巡らせるのだった。
18位 戦場でラジオ体操! 九郎の爆笑ツッコミ
敵はラジオ体操するくらい余裕だぞ (雲隠九郎)
日比は山田に先手必勝の連続攻撃を放つが、山田は全ての攻撃を難なくかわし、余裕の笑みを浮かべる。
歯噛みする日比に、九郎は「敵はラジオ体操するくらい余裕だぞ」と声をかける。 日比が山田に目をやると、彼女は本当に満面の笑顔でラジオ体操を始めていた。
17位 ラップ忍者に辛辣な評価! 吉田の静かな名言
この人はハズレだな… (吉田昭和)
練魔区のボロアパートに暮らす歴史小説家の吉田は、夜な夜な忍者が訪れる日常を送っていた。 かつて大使公邸占拠事件の真相を聞き、その内容を小説に書いて以来、歴史の裏側を語りに来る忍者が絶えないのだ。
しかし、今夜やってきた忍者はノリノリで韻を踏み始め、自信満々にラップを繰り出す。 自分の身に起きた些細な事件を大げさに語り、ビートを刻む手が止まらない。
ラップが終わり、静寂が戻ると、吉田はアイマスクの下で目を閉じたまま、心の中で呟く。
16位 夜道で弾む鈴木の心! 吉田への全力ダメ出し宣言!
ようやく吉田昭和先生に会える。またたっぷりダメ出しをしてあげるわ (鈴木)
夜の練魔区の路地、吉田のアパートへ向かう鈴木は上機嫌だった。 冷たい風が吹く静かな夜道で、鈴木は口元に笑みを浮かべながら心の中でつぶやく。
15位 ヤンキー軍団にツッコミ炸裂! コイツら使えない三猿だ!
全員ダメじゃねーか!! (楊紀伊高校の生徒コンビ)
瑛太が待つ屋上を目指して、楊紀伊高校の校舎へと足を踏み入れた九郎たち。 そこで彼らが見たのは、見ざる、言わざる、聞かざるのポーズを取って整列するヤンキーたちの異様な姿だった。
九郎たちと行動を共にしていた楊紀伊高校の生徒コンビの一人が、事情を聞こうとヤンキーに声をかける。 しかし、すかさずもう一人が「お前バカだな~、こいつ、言わざるだろ」とツッコミを入れる。
仕方なく別のヤンキーに声をかけるが、再び容赦ないツッコミが飛ぶ。 「こいつ、聞かざるだろ、お前バカだろ」
よくよく見回してみれば、見ざる、言わざる、聞かざるのヤンキーしかいない。 二人は顔を見合わせ、同時に叫んだ。
14位 真夏の夜の怪談! 大野と空飛ぶブラジャー
嫌だなぁ、嫌だなぁ (大野)
練馬区のボロアパートで、川戸のブラジャーを着けていた大野。 そこに現れた九郎は、川戸のブラジャーをつけている理由を聞かせて下さいと言いつつ、酒をたかる。
酒を飲み始めた大野は、そのブラジャーを入手した不可思議な体験を語りだすのだった。
13位 狂気の極地! 墓地に響く猿田の叫び!
殺して殺して殺して殺して、死ぬまで殺しまくってやりますよぉ!! (猿田)
寂れた墓地で逃走する猿田は、追尾型の手裏剣にふくらはぎを貫かれて倒れる。 追手の忍者に追い詰められた猿田は、「戦って散る舞台を与えてくれるなら、どっちの組織で戦ってもいい!」と叫ぶ。
男は猿田に相応しい舞台を与えると約束する。 猿田は地面に這ったまま、歪んだ笑みを浮かべ、狂ったように叫んだ。
12位 川戸愛の泥酔トーク! これがリアルな酔っぱらいだ!
あ、もしもしぃ、講談高校ぉ? あたしよ、あたし~ (川戸愛)
講談高校への潜入任務のため、転入手続きを進める九郎。 母親代わりを頼んだアパートの住人・川戸愛は泥酔しており、電話口で支離滅裂な言葉を繰り返す。
業を煮やした九郎は電話を奪って自ら交渉する。 面倒事を増やした川戸に対し、九郎は「お陰で、とってもリアルな家庭環境になった」と皮肉交じりに礼を言う。
11位 過去の因縁に用はない! 鬼首の冷血な名セリフ
多すぎて覚えてないけど、来たら殺す (鬼首)
鈴木と鬼首は激しい手合わせを繰り広げる。 鍔迫り合いの中、鈴木は昨夜、透明化した敵に襲われたことを告げる。
そして、忍術学校時代に色仕掛けの実習で男たちを翻弄した過去を振り返り、鬼首に心当たりを尋ねる。 鬼首は顔色一つ変えず、淡々とした声で答えた。
「多すぎて覚えてないけど、来たら殺す。」
鈴木も「だよね~」と笑いながら返した。
10位 心奪われる神秘! アレクセイの忍者哲学
どこにでもいて どこにもいない
なんて哲学的な存在なんだ
私は忍者になりたい (アレクセイ)
忍者を追い求めて練魔区の街を彷徨うアレクセイ。しかし、その姿はどこにも見当たらない。 そんな時、彼はふと街を一望できる高層ビルに立ち寄る。
そして、眼下に広がる光景を眺めながら、忍者の存在について思いを巡らせる。 どこにでもいて、どこにもいない。そんな掴みどころのない存在。
アレクセイは、忍者の神秘性に心を奪われ、憧憬の念を募らせる。
9位 殺戮の戦場に響く鎮魂! 紫音の静かなる誓い!
キミのことを忘れないよ、僕を見守ってね
七人衆頭になる、その時まで… (蜂谷紫音)
講談高校に響く悲鳴と混乱の中、蜂谷紫音とマコの前に猿田が現れる。 猿田は講談高校襲撃の目的が紫音であることを告げ、戦いが始まる。
紫音とマコは猿田を撃退するが、その逃げ際の一撃がマコの首を深々と切り裂いていた。
紫音はマコの側に歩み寄り、静かに礼を述べる。その言葉に、マコは弱々しく応じると崩れ落ちる。 深い静寂が廊下を包む中、紫音はマコの前に跪き眼を閉じると両手を合わせた。
8位 野口の戸惑い爆発! 夜の訪問者に叫ぶ名言
いいのかよ! こんなリスク犯しておいて、何もしなくていいのかよ! (野口)
夜、ベッドで目を覚ました野口は、傍らに立つフードの男に悲鳴を上げる。 フードを脱いだ男の正体は、なんと雲隠九郎だった。
野口は「学校に言ったら退学ものだよ!」と抗議する。 しかし、九郎は「学校は無くなるから大丈夫」と素っ気なく言い放つ。九郎はさらに一言、「明日は学校に行くな」と忠告すると、窓を開ける。 野口は、その言葉の意味を尋ね、お茶でも飲んでいくように誘う。
だが、九郎はだるそうに欠伸をして、夜の闇に消えていく。 残された野口は、九郎の行動に戸惑い、抗議にも似た言葉を叫ぶ。
7位 山田美月のぶりっ子炸裂! 乙女の胸はプライスレス!
乙女の胸はとても大切なものなの
貸し借りの対象ではなく、無償の愛で捧げるもの… (山田美月)
九郎から「胸を貸してもらうつもりで行け」と助言された日比は、山田に向き直り「あんたの胸を借りるぜ」と堂々と宣言する。
その言葉に山田の表情は一変。 両手で胸元を押さえ、ぶりっ子全開で「乙女の胸は大切なもの」と甘ったるい声で答えるのだった。
6位 UNの殺意が響く! 忍者社会を震撼させる名言
地上の『忍びども』は、全て滅ぼす (UNの忍者)
忍者たちが自らの存在を伝え始め十数年が過ぎたある夜。
いつものように眠りについた吉田昭和を、冷たく鋭い女の声が目覚めさせる。女は静かに語り始めるが、その声には人を震え上がらせるような威圧感が宿っていた。
そして、女は宣告する。
5位 働くなら死にたい! 九郎のニート魂ここにあり!
働いたら負けとまでは思いませんが
働くのなら、いっそのこと死にたい気分です (雲隠九郎)
ボロアパートの屋根の上でスケボーを滑らせていた雲隠九郎。 下から文句を言ってきた川戸を屋根に誘い、二人で缶ビールを開ける。
川戸は「ビアガーデンみたいね」と上機嫌で、心地よい風の中、他愛もない話が始まる。 引きこもり同然の日々を淡々と語る九郎に、川戸は「働けよ!」と呆れ声で突っ込む。
その言葉に、九郎はどこか遠い目で静かに答える。
4位 教室を凍らせる狂気! 猿田先生の名演技!
先生授業前に言いたいことがあるぞぉ
先生なぁ、うっかり、体を下駄箱に忘れてきましたぁ (猿田)
気の向くまま刃を振るい続ける猿田。
次々と教師や生徒たちが、血を流しながら床に崩れ落ちていく。猿田は、更なる混乱を巻き起こすべく教室へ向かう。
生徒たちが授業開始を待つ教室の扉を、透明化したまま静かに開けた猿田は、悠然と教壇へと歩み寄る。教壇に立った猿田は生首を掲げ、まるで芝居でも始めるような軽い口調で挨拶を始めた。
「先生、授業前に言いたいことがあるぞ~」
そう言いながら、生首を動かして喋っているように見せかける猿田。 しかし、教室を見渡すと、生徒たちは誰も反応しない。笑いも、悲鳴も、ざわめきすら起きない。 ただじっと座ったままの生徒たちに、猿田は内心で首をかしげる。
「思考停止なの~?」と、もう一度呼びかけてみるが、やはり何の反応もない。 猿田は呆れと苛立ちが入り混じったように、「教育が悪かったんだな」と心の中で結論付ける。
3位 風呂と苺牛乳と忍者編集者。吉田昭和の哀しき癒し時間
信長殺殺本能寺〜♪ 明智のムホンでさあ大変〜♪ 秀吉でてきて・・・ (吉田昭和)
練魔区のボロアパートの一室では、薄暗い蛍光灯がチラつき、小さな浴槽から湯気が立ち上っていた。 歴史小説家の吉田昭和は、ようやく原稿を仕上げ、風呂で至福のひとときを過ごしていた。歴史上の出来事を題材にした替え歌を口ずさみながら、束の間の安息を謳歌する吉田。
風呂から上がり、冷蔵庫の苺牛乳に手を伸ばそうとした時、彼の目に飛び込んできたのは、部屋で正座しながら原稿を読む鈴木の姿だった。
鈴木は原稿を受け取りに来たと告げ、続けて、鍵は開いていましたと悪びれもせず嘘をつく。 吉田は鍵を閉めたはずだと疑問に思いつつ、「担当編集、変わったんじゃなかったのか?」と尋ねた。
しかし、鈴木は満面の笑みを浮かべて断言した。 「いえ、私が死ぬまで担当します」
2位 電撃の自己紹介! 日比奇跡のド派手な名言!
俺の名はミラクル! サンダー日比だぁ!! (日比奇跡)
日比は、山田との戦いを打開するため、力比べを提案する。 山田は快く応じ、二人は力比べを始める。
序盤こそ拮抗するも、やがて山田が優勢となり、日比は追い込まれる。 だが、その瞬間、日比は不敵に笑い「術中に嵌ったな!」と言い放つ。
その言葉に山田がわずかに反応した瞬間、日比はさらに声を張り上げる。 その叫びと共に、彼の手から電撃が迸り、山田に向かって必殺の一撃が放たれた。
1位 終わらない戦いの果てに。山田美月が見た「強さ」の真実
「朝」と「夜」をくりかえし、拳から木刀になり、木刀から真剣になり
そして動ける者は、私ひとりになった (山田美月)
むき出しの便器と洗面器しかない、牢獄のような狭い部屋で、山田美月は目を覚ます。
朝と呼ばれる時間が訪れると、彼女は重い足取りで部屋を出る。目の前には、気が遠くなるほど長い階段が果てしなく続いている。 その先を目指して一歩一歩進むと、頂上では同じように階段を上ってきた子供たちが、互いに殴り合っていた。
そこでは、弱ければ殴られる。それがルールだった。 殴られ続けた者は、やがて動かなくなり、ただの抜け殻のように横たわる。生き残りたければ、殴るしかない。強くなるしかない。
夜が訪れると、動ける者だけが階段を降り、再びあの狭い部屋へと戻っていく。 朝と夜が果てしなく続き、拳はやがて木刀に、木刀は真剣に変わった。そして、長い戦いの果てに、動ける者は彼女一人になった。
刀を手にした山田は、無数の傷が刻まれた強靭な肉体を誇るように立ち、窓から差し込む陽の光を見上げていた。

