【メダリスト】常識を覆せ!夢破れた青年と少女が挑む「金メダル」への道【あらすじ】

メダリスト「あらすじ」紹介 メダリスト

氷上の光と影――明浦路司の挑戦と挫折

明浦路司――かつてフィギュアスケートの世界に魅せられ、氷上で輝く未来を夢見た青年。

しかし、彼がスケートと出会ったのは中学生の頃。この競技において、それはあまりにも遅すぎるスタートだった。

フィギュアスケートは残酷なまでに早熟を求める世界。トップ選手たちは幼少期から英才教育を受け、小学生の頃には既に高度な技術を習得している。高校に入ってようやくスケートを始め、コーチを受けたのは20歳になってから……そんな異色の経歴を持つ司に、フィギュアの世界は厳しかった。

それでも夢を諦めきれない司は、アイスダンスという新たな道を選ぶ。だが、パートナーの高峰瞳と共に全日本選手権に出場するも、納得できる結果を残すことはできなかった。

選手生活に終止符を打った司は、スケート教室のアシスタントコーチとアルバイトで日々を食い繋ぐ、夢の残骸にしがみつくような日々を送っていた。

ずんだもん
ずんだもん

司さんの過去、マジで胸が痛くなったよ…。

 

フィギュアの世界じゃ、司さんの経歴って完全に“手遅れ”とされるスタートなんだね。トップ選手たちが幼少期から練習してるのに、この遅さは致命的すぎるのだ。

 

それでも厳しい世界に身を置いて、本気で戦ったのに、思うような結果が出なかったんだ。ボクだったら、そこでもう心が折れてるよ…。

 

本当にスケートが好きなら、続けられる──そんな綺麗事じゃないんだと思う。好きだからこそ惨めになるし、好きだからこそ諦めるのが怖い。夢を追いかけた人ほど、その後の道が見えなくて苦しむんだね。

 

でも司さんはまだ、スケートへの情熱を抱きかかえるみたいに生きてるんだ。きっと、司さんの中では戦いは終わっていないんだと思う。

運命の出会い――結束いのりという希望

そんな司の前に現れたのが、一人の少女だった。

スケートリンクに無銭入場しようとした少女・結束いのりにはフィギュアスケートへの情熱があった。

小学5年生の少女の瞳に宿る、抑えきれない情熱。それは、かつて司自身が抱いていたものと同じ輝きだった。

四国めたん
四国めたん

無銭入場という行為自体は褒められたものではないけれど、それでも滑りたいという衝動が先に来てしまうほどの情熱…その純粋さに、胸が少し熱くなりました。

 

司さんがかつて抱いた夢の残り火に、いのりちゃんの瞳はまるで風を送るように輝いて見えたのだと思います。大人になってしまった司さんにとって、その無垢な輝きは羨ましくもあり、救いでもあったはず。

 

夢を諦めた大人と、夢に手を伸ばそうとする子供。その出会いがどんな未来を生むのか…とても楽しみです。

自分には何もない――いのりの心の叫び

しかし、彼女の前に立ちはだかったのは、皮肉にもいのりの一番近くにいる母親・のぞみだった。

かつて姉の実叶がスケートで挫折し、夢を諦めざるを得なかった過去がある。同じ轍を踏ませたくない――母の愛情は、皮肉にも娘の夢を縛る鎖となっていた。

母の否定的な言葉に萎縮するいのりを見かねた司は、実際にいのりをリンクの上に立たせてみることにした。素人とは思えない才能の片鱗を見せるいのり。

それでも、のぞみは頑なにスケートを諦めさせようとする。追い詰められたいのりは、ついに心の叫びを吐露する。

「私には何もない――」

泣き崩れる少女の姿に、司は過去の自分を重ね合わせた。

猫使アル
猫使アル

正直、のぞみの態度には腹が立った。過去にお姉さんが挫折したからといって、それをいのりの未来の足枷にしていいわけがない。親が守るべきは、失敗しない道じゃなくて、挑戦する勇気の方でしょ。

 

いのりの「私には何もない」という言葉は、挑戦前に負けを押し付けられた子どもの叫びだよ。可能性を試す前に、終わりを宣告されるなんて、誰だって自分を否定するしかなくなる。

 

それは才能のあるなし以前に、人としての尊厳を奪う行為だと思う。だから司が、いのりをリンクに立たせたことは、才能の話じゃなく、存在を肯定する行動だったと思う。

 

夢を見るには、才能より先に“信じてくれる誰か”が必要なんだ。司がそれになったんだよ。

二人の誓い――運命への反攻劇が始まる

「いのりを全国レベルの選手にしてみせる」――その宣言は、司自身への誓いでもあった。

その熱意に圧倒され、のぞみはついに折れる。かくして、いのりはフィギュアスケート選手としてのスタートを切る。

夢破れた青年と、夢を見ることを奪われかけた少女。師弟となった二人は、数多のライバルたちがひしめく銀盤の戦場へと躍り出る!

夢を諦めた男が、夢への道を歩み始めた少女に翼を授けるとき、奇跡の跳躍が生まれる。フィギュアスケートの頂点を目指す、熱く激しい挑戦の物語が、今ここに始まる!

猫使ビィ
猫使ビィ

司さんの「全国レベルの選手にしてみせる」って言葉を聞いた時、わたしはすごくドキッとしました。それは、勢いだけの言葉じゃなくて、司さん自身の過去も一緒に背負った宣言だったからです。

 

夢を叶えられなかった人が、誰かの夢を応援することって、本当はとても勇気のいることなんだと思います…。

 

いのりちゃんのコーチになるって言ったけど、司さん自身ももう一度飛ぼうとしているんですよね。二人が一緒にスケートを始めるこの瞬間は、どちらかが助ける側で、どちらかが助けられる側というより、ふたりで同じ方向を見て、手を取り合うはじまりに見えました。

 

夢は一人で見るより、誰かと見る方が強くなるのかもしれません…。これから辛いこともたくさんあると思うけど、その度に二人がどう支え合っていくのか、そっと見守りたいと思いました。

メダリストのストーリーを彩る 個性豊かなキャラクターたち

『メダリスト』作品概要

『メダリスト』は、2020年から連載されているつるまいかだによるフィギュアスケート漫画です。本作は作者のデビュー作ながら、その圧倒的な画力と熱量の高いストーリーで高い評価を受けました。

舞台は、フィギュアスケート王国・愛知県。青春をスケートに捧げる少女たちと、彼女たちを支えるコーチたちの奮闘を描いた、正統派かつ激熱のスポーツドラマです。

2025年には待望のテレビアニメ第1期が放送され、大きな反響を呼びました。OPテーマ曲「BOW AND ARROW」を米津玄師が担当したことも大きな話題に。原作のファンであることを公言する彼が手掛けた楽曲は、作品の世界観を鮮烈に彩りました。

メダリストのストーリーを彩る 主要キャラクター以外の名セリフ&感想1

いのりの夢をちゃんと応援できるお母さんになるね (結束のぞみ)

四国めたん
四国めたん

このシーン、私、涙が止まりませんでした。

 

のぞみさんの「何のメダリストになるつもりなの?」という問い掛けに、いのりちゃんが、その途方もない夢を答える。それに対して、のぞみさんの「わかった」という一言。そのシンプルな言葉に込められた想いを感じました。

 

そしていのりちゃんを抱きしめて、「今まで褒めてあげられなくてごめんね」と謝るのぞみさん。親が子どもに謝るって、勇気のいることですよね。のぞみさんは、自分の不安や心配から娘の夢を否定してきたことを、ちゃんと認める。

 

そして最後の「いのりの夢をちゃんと応援できるお母さんになるね」という言葉。このセリフに、のぞみさんの母親としての優しさが溢れていました。完璧な親じゃないかもしれない、でも愛する娘のために変わろうとする。その姿勢が、何よりも愛情深いと感じました。

 

親子って、時にすれ違ったり、理解し合えなかったりする。でも、諦めず向き合った先に、この瞬間が生まれたんですね。いのりちゃんの勇気は、自分の人生だけじゃなく、お母さんの心まで変えたんだなと思いました。

アンタは、アンタのままでも絶対に強くなれる 
次は勝って「ほら見ろ、間違っとらんわボケ!」って言うんだ (那智鞠緒)

ずんだもん
ずんだもん

いや〜このシーン、見てて涙が出そうになったわ!

 

「アンタは、アンタのままでも絶対に強くなれる」って、このセリフ、めちゃくちゃ熱いよね!だってさ、ミケちゃん、自分の性格を変えなきゃって落ち込んでたじゃん?

 

普通の指導者なら「もっと素直になりなさい」とか「言う事を聞きなさい」って言いそうなのに、鞠緒さんは真逆のこと言ったのだ。「その性格こそが武器だ」って!これ、めちゃくちゃ勇気がいる言葉だと思う。鞠緒さんは、ミケちゃんのことを理解してるし、そのままの彼女を肯定してくれるんだね。

 

世の中って「こうあるべき」とか「こうじゃなきゃダメ」って言われることが多いけど、鞠緒さんは「お前はお前のままでいい」って言い切った!この真っ直ぐさ、マジでリスペクトなのだ!

 

ミケちゃんと鞠緒さんの関係、最初は罵倒し合ってて大丈夫かよって思ったけど、実は最高の師弟関係だったんだね!

メダリストのストーリーを彩る 主要キャラクター以外の名セリフ リスト1

ウチはこの1級枠で大会初出場!
初優勝する獅子堂星羅じゃッ!よろしくな! (獅子堂星羅)

皆ウチのこと、めっちゃ追いかけてくる~!
嬉しい~っ (獅子堂星羅)

このアホッ…
同じクラブのウチが同類に見られるじゃろ~~…! (黒澤美豹)

星羅には負けん… (黒澤美豹)

フィギュアスケートって、あなた達みたいなガサツな人でも滑れるものなんですね…
驚きです (小熊梨月)

大丈夫です! 冷静さが私の強みですから… (小熊梨月)

スケートできへんくなるんやったら食べへん (大和絵馬)

今うちがムズいジャンプ跳べるのは当たり前なんや (大和絵馬)

メダリストのストーリーを彩る 主要キャラクター以外の名セリフ&感想2

そんなに熱く自信のなさを語られても、逆に自信ありそうに見えるわ! (蛇崩遊大)

ずんだもん
ずんだもん

あはははは!!蛇崩さん、ナイスツッコミ(笑)

 

ボク、このシーン見てて、思わず吹き出しちゃったよ!だってさ、司さん、めちゃくちゃ情熱的に「自分の指導法が正しいか不安で不安で仕方ない!」って語ってるんだもん(笑)  でもね、このシーン、笑えるけどすごく好き!だって、司さんの真面目さと不器用さが全開じゃん!

 

選手として上手くいかなかった過去、それゆえの自信のなさ、それを抱えたまま生徒を導かないといけない不安。これって、めっちゃ怖いことじゃん?なのに司さんは逃げずに向き合ってる。情熱が空回りしてるみたいに見える時もあるけど、その必死さがすごくいいのだ!

 

ボク思うんだけど、「自信がない」って正直に言えるコーチって、実は一番信頼できるタイプなんじゃないかな?だって、常に自分を疑って、もっと良い指導法はないかって考え続けてるってことでしょ?それって、いのりちゃんにとって最高のコーチってことだよね。

ホンマ下手くそで嫌になるけど…
うち、スケートのこと絶対嫌いにならへん (大和絵馬)

四国めたん
四国めたん

絵馬ちゃんのこの言葉、胸にすごく刺さりました。
「下手くそで嫌になるけど、それでも嫌いにならない」って、すごく正直で、とても強い言葉ですよね。

 

努力しても報われない時って、人は自分より先に“好きだったもの”を嫌いになろうとしてしまうものだと思います。そのほうが楽だから。

 

でも絵馬ちゃんは、それをしなかった。悔しさや焦りや痛みをごまかさず、そのまま抱えた上で――それでもスケートを手放さなかった。
その姿勢に、私は涙が出そうになりました。

 

名門クラブに居ながら出遅れるって、周りと比べられ続ける厳しい環境にいるってことですよね。焦らないなんて無理だし、落ち込まないなんてもっと無理。それでも「好き」を理由に前に進もうとする絵馬ちゃんは、誰より強いと思いました。

 

そしてこのセリフには、未来への小さな宣言みたいな強さを感じました。
結果がまだ追いついてこなくても、その気持ちがいつか彼女の武器になる。
――そう信じたくなるシーンでした。

メダリストのストーリーを彩る 主要キャラクター以外の名セリフ リスト2

ナイスアイデアパーンチ! (高峰瞳)

「才能がないと言って諦めなかった」
本当にすごいことを成し遂げた選手なんだよ (高峰瞳)

この子にはスケートをやらせたくないんです (結束のぞみ)

大丈夫、ちゃんとサポートするから (結束のぞみ)

今アンタが悪く言ったのは、アンタの長所だ (那智鞠緒)

もしかして私の素晴らしい指導が未来の敵に塩を送ってしまった?
まあ私は心が広い大人なので気にしないけど (那智鞠緒)

いや…
頑張らんでウチが勝つ (蛇崩遊大)

お前の背が将来何メートルになったとしても、俺が立派なスケーターにしたる
胸張って、コツコツやっていこう (蛇崩遊大)

こちらの指導が至らずご無礼をお詫び申し上げます
理凰を何卒よろしくお願い致します (鴗鳥慎一郎)

理凰、純くんは特別な約束で光のコーチをしてるんだ
こっち、おいで (鴗鳥慎一郎)

ガチで先生に頼らないとメンタルが瀕死です! (白根琥珀)

体が美しい姿勢を覚えてくれるから、心が自由になれる (白根琥珀)

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