嘘でできたアイドル!?『推しの子』星野アイに隠された切ない真実
その瞳に宿る一番星は、全てを照らす希望か、それとも虚構の輝きか――。 芸能界の光と闇を描く衝撃作『推しの子』において、物語の始まりにして絶対的な中心人物、それがアイドルグループ「B小町」のセンター、星野アイです。
一見すると完璧なアイドル。しかし、その内には「嘘でできている」と自覚しながらも、懸命に輝こうとする人間らしさがありました。この記事では、そんな星野アイの多層的な魅力に迫り、彼女がなぜ多くのファンを惹きつけるのかを解説していきます。
★星野アイ プロフィール
星野アイは、『推しの子』のキーパーソンとなるアイドルで、グループ「B小町」の絶対的エースとしてセンターを務めています。身長151cmと小柄ながら、ステージ上では誰よりも大きな存在感を放つ彼女。両目に輝く星のハイライトと、紫がかった黒髪のロングヘアが特徴的で、メンバーカラーは赤。髪留めのうさぎキャラクターがトレードマークです。
物語開始時は16歳で、グループ結成から4年目を迎えていました。芸名は「アイ」のみで活動し、苗字の「星野」は非公表。苺プロダクション所属のアイドルとして、徐々にメディア露出を増やしながら活動していました。
そして彼女には、世間に隠された大きな秘密があります――双子の子ども、アクアとルビーの母親であること。観客を引きつける天性のカリスマ性を持つ彼女。その輝きの裏側には、誰も知らない素顔が存在していました。

アイの瞳の星って、見てるとちょっと怖くなる。だって、あれって“誰にも本心を見せない”って覚悟の証みたいに思えるから。
完璧なセンター、絶対的エース、みんなのアイドル。
その役割を引き受けた時点で、アイはもう普通の少女じゃいられなかったんだと思う。だけど、自分が嘘でできてるって理解した上で、その役を降りなかった。
私はそこに強さと同時に、すごく孤独な決断を感じた。
“アイというアイドル”は希望だった。でもそれは、誰かの為だけじゃなくて、誰よりも自分自身の為だったんだと思う。
星野アイと深く関わる『推しの子』のキャラクターたち
性格と魅力:嘘と真実の狭間で輝いた“伝説のアイドル”
「嘘でできている」と自覚しながらも、ステージで輝き続ける星野アイ。その言葉の裏には、彼女ならではの複雑な心情と、多くの人に愛される理由が隠されています。なぜ彼女がファンから支持されるのか、その多層的な魅力に迫ります。
魅力①:アイドルとしての「圧倒的なカリスマ性と努力」
星野アイの最大の魅力は、なんといってもそのアイドルとしての圧倒的な才能です。ステージに立つ彼女は、観客を一瞬で引きつける天性のカリスマ性を持っています。両目に宿る星のハイライトは、彼女の魅力を象徴するかのように輝きます。
しかし、彼女の輝きは単なる才能だけではありません。表情や見せ方を徹底的に研究し、パフォーマンス向上のための努力を欠かさない努力型の天才なのです。演技力や歌唱力はやや平凡でも、自身の魅せ方に長けているからこそ、B小町の絶対的エースとして活躍し続けることができました。
常に明るくポジティブな彼女のバイタリティは強く、双子を出産した後もすぐにアイドルとして活動復帰するほどの行動力を持っています。この情熱が、彼女をアイドル界のスターダムへと押し上げたのです。

アイさんが持つアイドルとしてのオーラは、確かに天性のものなのでしょう。あの瞳に宿る星のハイライトは、まさに“選ばれた存在”の象徴のように思えます。
でも、その輝きの裏には、意外に冷静な自己分析と研究があったんですよね。その姿は、仕事に向き合うプロとしてとても誠実に映りました。
けれど、自分を客観的に分析して、アイドルとしてのキャラを作って、求められる姿を演じ続けるのは簡単じゃないはずです。演じれば演じるほど、本当の自分が分からなくなっていくような孤独感があったのではないかと思いました。
それでもアイさんは立ち止まらなかった。その選択は強いけど、同時に脆くもある。そんな強さと危うさの両方を抱えた姿が、“アイというアイドル”だったのではないかと思いました。
魅力②:切ない過去と「愛し方が分からない」葛藤
星野アイの魅力を語る上で欠かせないのが、その切ない生い立ちです。幼少期に母親が窃盗で逮捕され、子ども時代は施設で育ちました。釈放後も母は迎えに来ず、彼女は「愛されること」も「愛すること」も知らずに育ちました。
「他人の愛し方が分からない」――これが、星野アイの抱える最も大きな葛藤です。本心と嘘の境界が自分でも分からなくなることがあり、考えるより先に、その場に合わせて言葉が出てしまう癖があります。発達障害の傾向もあり、人の顔と名前を覚えるのが極端に苦手という一面も持っています。
それでも彼女は、アイドルになりました。きっかけは、スカウト時に斉藤壱護から言われた「嘘でも愛してると言えば、そのうち本当になるかもしれない」という言葉。この言葉を胸に、彼女は「自分は嘘でできている」と理解した上で、アイドルとして活動し続けてきたのです。
嘘と本当の狭間で揺れながらも、懸命に輝こうとする姿――これこそが、星野アイの最も人間らしい魅力なのです。

アイさんって、愛されなかった子なのに、愛を振りまく立場に立たされたんですよね。その構図が、ちょっと残酷だと思いました。
「愛してる」って感情が分からないのに、毎日のようにそれを言わなきゃいけない。しかも、それを喜ぶ人が大勢いる。わたしなら、どこかで心が折れてしまうと思います…。
でもアイさんは、「嘘でできている自分」を受け入れた。そこが一番すごいところだと思いました。綺麗事で自分を誤魔化さず、「愛を分からない自分」のまま舞台に立つ覚悟を決めた。
だけど、こんな重たい役割を一人の少女に背負わせた世界に対して、わたしは悲しみと同時に少しの憤りを感じてしまいました…。
魅力③:母親としての不器用さと愛情
アイドルとしては天才的な星野アイですが、母親としては「相当駄目な部類」と息子のアクアに言われるほど抜けています。双子の見分けがつかず、名前を間違えることも多々。生放送で子どものことを口にしそうになるなど、天然な一面が目立ちます。
施設育ちだった彼女は、賑やかな家庭に強く憧れていました。だからこそ、アイドル業と育児の両立を決意したのです。自分でも「良い母ではない」と自覚しながらも、子どもたちの将来を案じる姿を見せます。
完璧なアイドルとしての顔と、不器用ながらも愛情を注ごうとする母親の顔――このギャップが、星野アイという人物に深みと人間味を与えています。愛し方が分からないと言いながらも、自分なりの方法で子どもたちを大切にしようとする姿は、多くの読者の心を打ちます。

正直に言うとさ、母親としてのアイちゃんはツッコミどころ満載だと思う。双子の名前間違えるとか、生放送でうっかり口滑らせそうになるとか、危なっかしすぎ!
でもね、それで“ダメな母”って切り捨てるのは違う気がするのだ。だってアイちゃん、自分が完璧じゃないってちゃんと分かってるし、それでも子どもたちの将来を本気で心配してるんだもん。
施設育ちで、家族がどんなものか知らない中で、手探りで母親やってるんだよ。それってさ、めちゃくちゃ勇気いると思わない? ボクは、上手くできなくても逃げなかったアイちゃんを“良いお母さん”だと思ったよ。
星野アイ の名言/名セリフ&感想1
母親としての幸せとアイドルとしての幸せ
普通は片方かもしれないけど、どっちもほしい
星野アイは欲張りなんだ (星野アイ)

うお~!アイちゃんのこの宣言、めっちゃカッコいいじゃん!
「どっちも欲しい。星野アイは欲張りなんだ」って、その言い切り方がもう最高すぎる!!普通だったら、どちらかを選ばなきゃって諦めるところを、アイちゃんは両方掴もうとしてるんだよ!その貪欲さ、ボク、すごく好きだな!
しかもさ、「幸せってところだけはホントでいたい」っていう一言が、めちゃくちゃ響いたんだよね。嘘に嘘を重ねて生きてるけど幸せだけは本物にしたい。母親としての幸せも、アイドルとしての幸せも、どっちも本気で掴みたいっていう…その覚悟がハンパないよ!
でもさ、ボク思うんだけど、これってめちゃくちゃ険しい道だよね。子供を隠してアイドル続けるって、バレたら全部終わる可能性だってあるわけじゃん。それって軽い夢じゃなくて、人生を賭けた選択じゃん。それでも、欲張りを貫くって言い切るアイちゃんの強さに、圧倒されたのだ。
さりなちゃんが憧れたアイドル・星野アイって、こういう強さを持ってたんだなって思った。夢を諦めない、欲しいものは全部掴む──
そんなアイちゃんの生き様に、ボク、めちゃくちゃ胸が熱くなったよ!
星野アイ の名言/名セリフ リスト1
えへへ内緒! (星野アイ)
やっぱ、溢れて出るオーラ隠せないね☆
こまったこまった (星野アイ)
私、家族って居ないから、家族に憧れあったんだ (星野アイ)
でも、幸せってところだけはホントで居たいよね
みんな気付いてないけど、私達にも心と人生があるし (星野アイ)
今のままじゃ、この子達を幸せに出来ない (星野アイ)
星野アイ の名言/名セリフ&感想2
うちの子きゃわ~~~♡♡♡ (星野アイ)

エゴサで“人間臭さがない”と言われていたアイさん。でも彼女は、自分の笑顔が作り物だと評されているのを分かっていて、それでもプロとして完璧な笑顔を作り続ける。しかし、それは“本当の自分”を隠すことでもあるのだと思います。
だからこそ、ステージで“プロの笑顔”を浮かべていたアイさんが、客席でヲタ芸を打つ我が子を見つけた瞬間の表情が、本当に眩しく見えました。どんなに完璧な嘘をつこうとしても、愛する我が子の前では嘘をつけない。
「うちの子、きゃわ〜」っていうアイさんの感情には計算も何もない、一人の母親としての素直な想いが込められていました。
私はこのシーンを見て、アイさんにも本当の笑顔があったんだなと、胸が温かくなりました。
ヤバい位の天才っぽいな (星野アイ)

うわぁあ!ルビーちゃん、やらかした~~!!(笑)
「極楽浄土〜」って、お前、赤ちゃんが言う言葉じゃないだろ!その気持ちは凄く分かるけど、ヤバすぎるって!
ボク、アイちゃんが「そんな難しい言葉どこで覚えたの?」って不思議がった瞬間、画面の前で、うわっ、バレる!?ってハラハラしたのだ!
でもさ、アイちゃんの「ヤバいくらいの天才っぽいな」って解釈、マジで親バカすぎるってば!いやいや、天才とかじゃなくて、前世の記憶持ってるだけだから!!って思わずツッコんじゃったよ(笑)
でもこの反応、めちゃくちゃアイちゃんらしいんだよね。娘が変なこと言っても、疑うんじゃなくて「うちの子天才!」って素直に喜んじゃう。その純粋さが、アイちゃんの可愛いところだと思う。
星野アイ の名言/名セリフ リスト2
いつも一番喜んで貰える笑顔をやってる
私は嘘で出来てるし (星野アイ)
なるほど……コレがイイのね
覚えちゃったぞ~~ (星野アイ)
転ぶのを怖がったら、もっと転んじゃうものなんだよ
もっと堂々と胸を張って立つの
大丈夫だよ、ママを信じて (星野アイ)
私は嘘吐き
考えるよりも先に、その場に沿った事を言う
自分でも何が本心で、何が嘘なのか分からない (星野アイ)
人を愛した記憶も、愛された記憶も無いんだ
そんな人にアイドルなんて出来ないでしょ (星野アイ)
星野アイ の名言/名セリフ&感想3
母親になれば、子供を愛せると思った
私はまだ、子供達に愛してるって言った事がない
その言葉を口にした時、もしそれが嘘だと気付いてしまったら…
そう思うと怖いから
だから私は今日も嘘を吐く
嘘が本当になる事を信じて (星野アイ)

うわぁ…このアイちゃんのモノローグ、めちゃくちゃ切ないよ…。
「嘘が本当になることを信じて」って…アイちゃん、ずっとそんな気持ちで生きてきたんだね。ボク、このシーン見てて、泣きそうになったよ。
アイちゃんがアイドルになったのも、母親になったのも、全部「愛したい」っていう願いからだったんだね。でもさ、「愛してる」って言葉を口にするのが怖いって…それ、どれだけ孤独だったんだろう…。
普通の人は当たり前に誰かを愛して、愛されて育つのに、アイちゃんにはそれがなかった。だから「愛してる」って言葉の意味が分からなくて、それが本当の気持ちなのか、ただの嘘なのか、自分でも確信が持てないんだよね。
しかもさ、「子供達に愛してるって言ったことがない」って告白、マジで泣けたのだ。アクアとルビーちゃんのこと、ちゃんと大切に思ってるのに、もしそれが嘘だと気づいてしまったらって怖がってるんだ。
でもアイちゃんは諦めてないんだよ。「嘘が本当になる」って信じて、今日も嘘をつき続けてる。その健気さが、めちゃくちゃ尊い!

「愛してる」と言うことが怖い──その感情に、私は深く共感してしまいました。
誰かを愛したことも、愛されたこともないアイさんにとって、「愛してる」という言葉は、あまりにも重くて、遠いものだったんですね。もしそれが嘘だと気づいてしまったら…という恐怖。その気持ちは、きっと誰にでも、少しは心当たりがあるものだと思います。
でも、アイさんは嘘をつくことをやめない。そこに、私は希望を感じました。諦めたわけじゃない。むしろ、嘘を重ねることで、少しずつ本物に近づこうとしている。アイさんは「愛してる」という言葉を口にすることで、いつかその感情が自分の中で本当になる日を信じているんですね。
「嘘が本当になることを信じる」──その姿勢は、とても健気で、同時にとても強いものだと思いました。嘘を重ねながらでも、本当になりたい自分を諦めなかったアイさんの願いは、きっと多くの人の心に響く希望なのだと思います。
星野アイ の名言/名セリフ リスト3
私は誰かを愛したい
愛する対象が欲しかった (星野アイ)
アイドルになれば、ファンを愛せると思った
心の底から愛してるって言ってみたくて、愛してるって嘘を振りまいてきた (星野アイ)
君達の事を愛せてたかは分からないけど
愛したいと思いながら、愛の歌を歌ってたよ
いつかそれが、本当になる事を願って
今だって君の事、愛したいって思ってる (星野アイ)
私さ、ルビーももしかしたらこの先、アイドルになるのかもって思ってて
親子共演みたいなさ、楽しそうだよね
アクアは役者さん?
二人は、どんな大人になるのかな (星野アイ)




